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はじめに
こんにちは。当ブログを御覧いただき、ありがとうございます。
自己紹介
私は40代の銀行員で、クラシックフィジーク競技者としても活動しています。
人生の転機:なぜトレードを選んだか
年収が上がらない現実
私は33歳で銀行に転職し、以降10年間、主に個人ローンや口座管理、審査といった金融実務の最前線で働いてきました。営業から管理、審査まで一通りの業務を経験する中で、金融の仕組みと現場の課題の両面を見てきたことで、広い視野と現実的な判断力が養われました。ローン管理や債権回収など責任ある業務も任され、地道に成果を出してきたつもりです。
しかし、実際のところ10年働いて、年収が下がるという経験をするとは思ってもみませんでした。仕事を人生の主軸に据えて生活してきたものの、昇進も昇給もなく、会社から必要とされているのかも分からない。会社は業績を大きく伸ばしているのに、個人の生活には反映されていない。そんな理不尽さを感じながら働いていました。
変わらない会社、変えられる自分
私には妻がいますが、子どもはいません。正直に言えば、今の年収水準では、子どもを育てる経済的余裕があるとは思えず、夫婦で話し合った末に、その選択をしました。
もし子どもがいたら、今回のような“退職してトレードで生計を立てる”という決断には、踏み切れなかったかもしれません。
「このまま会社に身を任せていても、人生は好転しない。 むしろ晩年後悔するのではないか。」そう気づいたのは、日々の満員電車の中や、毎年上がることない源泉徴収票を見つめていたときでした。
私は社会人になってからクラシックフィジーク競技に挑戦するようになり、日々のトレーニングを通して“習慣”や“継続”の力を強く実感してきました。
体は変わっても、収入は変わらない。 自分の時間と努力を、もっと自由に使える道はないのか――。
そこで再び見つめ直したのが「トレード」でした。
なぜトレードだったのか?
私がトレードに出会ったのは、社会人1年目、新卒で証券会社に入社したときでした。
当時は個人営業を通じて、マーケットの動き、株式投資の仕組み、リスクとリターンの基本を叩き込まれました。そこから20年以上経過した今も、仕事としてではなく、あくまでも資産運用の一貫として、相場を眺め続けてきました。
今改めてトレードに取り組もうと決めたのは、片手間の資産運用のためではありません。 これは「自分が最も興味を持ち、知識と経験を生かせる領域を生活の中心に据える戦略」そのものです。
それに加えて、通勤の苦痛、人間関係のストレス、集団での行動が求められる社会の雰囲気——そうした環境にも違和感を持つようになっていました。
私は本来、一人で黙々と何かに集中するのが好きな性格です。トレードという個人勝負の世界は、私の性格にぴったり合っていました。
そういったすべてを総合的に考えたとき、「会社員を続ける意味は、自分にはもう見出せない」と自然に思えるようになっていったのです。
トレードは“自分の判断がそのまま結果に直結する”世界。良くも悪くも、すべて自分の責任です。
会社の評価や他人の顔色を伺うことなく、マーケットという公平な世界で、自分の読み・判断・タイミングで利益も損失も決まる。
そしてもう一つ、トレードは“学び続ける限り、成長できる”世界でもあります。
筋トレと同じです。 いきなり大きな成果は出ない。でも、記録し、分析し、改善する。小さな成功体験を積み重ねることで、確実に強くなっていく――。
そんな「積み上げの感覚」が、私の性格と非常にマッチしていたのです。
計画的な独立準備
もちろん、いきなり会社を辞めて専業になるつもりはありませんでした。
まずは支出を徹底的に見直し、生活防衛資金を準備。住宅ローンの繰上返済計画を立て、月々の固定費を圧縮。信用口座に200万円を用意し、生活費は別口座で確保。退職金は約300万円と想定し、必要に応じて住宅ローンの繰り上げ返済に充てる戦略を立てました。
そして何より大切にしたのは、“退路を断たないこと”。副業やアルバイトによる月10万円程度の収入を確保した上で、トレードで月10万円以上の収益を目指す――そうした現実的な二本柱戦略を描いてきました。
トレードは「人生の筋トレ」
トレードは自分との戦いです。欲望を抑え、損切りを恐れず、ルールを守る。
これはまさに筋トレと同じ。結果がすぐに現れなくても、積み重ねれば確実に「自分の力で稼げる」という自信がついてくる。
会社に評価されなくても、自分自身が自分を評価できる。そんな人生を、私は少しずつ築いている実感があります。
未来へ向けて
現在、私はまだ退職していません。ですがその準備は整いつつあります。
私はこれまで、お金を稼ぐためには、たとえ仕事が本当にやりたいことでなくても、それを受け入れ、業務のどこかに面白さを見出すよう努めてきました。学校教育や父の影響もあり、自分の夢や希望を実現するのは「今じゃない」と言い聞かせて、後回しにすることが当たり前だったのです。
しかし、40代も中盤に差し掛かった今、ようやく自分自身と正面から向き合う覚悟ができたのだと思います。
このブログの運営、ボディーメイク、アルバイト、そして何よりトレードの腕をさらに磨き、いずれは「資産運用で生きている」と胸を張れるようになりたい。
会社で評価されなくても、年収が上がらなくても、別の方法で人生は好転できると信じています。
自分の最も好きなこと、時間の経過を忘れられることで、他人の評価は関係のない人生を、自由に生きていく。
それが、私が“トレード”にかける理由です。
このブログについて
このブログでは、トレードとクラシックフィジークの挑戦を通じて、「人生は自分で変えられる」というテーマを発信していきます。
私の歩みの記録を通じて、同じように悩みながらも「人生を変えたい」と願う方の背中を、少しでも後押しできたらと思っています。
トレードや筋トレを通じて得た気づき、試行錯誤のリアルな日々を綴っていきますので、よかったらこれからもお付き合いください。
