出社至上主義という呪縛 ― 出社するだけで、意義はある！？ ―
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Saving M&M:筋肉とお金を賢く育てるブログ
内向的だからこそ見えた道 ー 演じてきた20年と、辿り着いた本当の自分ー
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本当の自分と社会的役割に適応する自分
自分にとっての居心地の良さとは
私は元来、
内向的な性格です。
静かな場所を好み、
人混みや騒がしい場に長くいると、
ひどく消耗してしまうタイプです。
大勢の人と過ごすより、
一人で過ごす時間の方が
自分を回復させてくれる。
そんな人間です。
社会での自分役割に応じたあり方とは
ですが、
学生の頃を含め、
社会に出ると、
内向的な自分のままでは
通用しないのではないかという
強い「思い込み」がありました。
実際、私が新卒で入社した証券会社で
担当したのは個人営業職でした。
お客様との信頼関係を築き、
提案をして、契約をいただく
――そんな仕事では、どうしても
「外交的な振る舞い」が求められます。
一生懸命に働きたい、
成果を出したいという思いもあり、
私は自分の内向的な性格を封じ込め、
外交的な自分を「演じる」ことで
社会に適応しようとしていました。
その後も営業職としてキャリアを積み、
長い間「明るく、外向的に振る舞うこと＝正解」
という『固定観念』の中で生きていたように思います。
金融機関での仕事を通じて見えてきた人の本質
人のお金に対する価値観
そんな状況で、金融という仕事の性質上、
人の“本音”や“感情の奥行き”に
触れる機会が非常に多くありました。
その人の生い立ちや受けてきた教育など
様々なバックグラウンドが影響し
人それぞれお金への価値観は異なりますが、
とくにお金が絡む場面では、
人の言葉や態度の奥にある
「素顔」が垣間見えるものです。
攻撃的な言動、自己中心的な態度、
乱暴で威圧的な言葉づかい……。
お金が関係してくると、
普段と所作が一変する人もいます。
本来の自分を肯定できるようになったきっかけ
そういった人の本質と向き合う中で、
八木仁平さんの
『やりたいことの見つけ方』
という書籍やYouTubeの動画に出会い、
自分の内向性を肯定する視点を
初めて明確に得ることができました。
「世の中には、確実に、無理に関わらなくていい人間関係がある」
社会的役割を演じることの弊害
営業職を離れ、外交的な振る舞いが
求められなくなった今、
ようやく気づけたことがあります。
それは、内向的な人間が無理をして
外交的に振る舞うことは、
確かに一時的に成果を生むことはあっても、
長期的には自分をすり減らすだけで、
マイナスの側面も大きいということです。
外交的であろうとすることが、
必要以上の人間関係を呼び寄せ、
自分の心の静けさや判断力を奪い
それがストレスの蓄積につながる。
――そんなことも起こり得ます。
内向的な自分の強み
自分の強みを知り人生を変える
そしてもう一つ、大きな気づきがありました。
内向的であるがゆえに、
私は昔から物事を
深く考える癖がありました。
感情を客観視し、自分の中で、
何が起きているのかを
言語化しようとする
習慣がありました。
それが今、
自分が進もうとしている道
――トレーダーという仕事に、
繋がっていると感じています。
トレーダーに必要な要素とは
市場を観察し、
自分の内面と向き合い、
冷静に判断を下す。
常に自分の感情を俯瞰し、
リスクと向き合いながら
“待つ”ことができる。
これらは、内向的だからこそ
培われた特性なのだと言えます。
つまり、内向的である自分を
否定しいた過去の私は、
最も大事な私の長所に
気づけていなかったのです。
人生の後半戦を得意なことで勝負する
内向的な自分を否定しなくていい。
むしろ、内向的であるからこそ見える世界がある。
今は、そう胸を張って言えるようになりました。
そして、
これからトレーダーとして
独立していく中でも、
そうした内面の静けさや、
孤独を好む性格など、
自分自身との対話を
大切にしていこうと思っています。
あなたはどのように自分の性格と向き合っていますか？
本日の名言
“はっきり言いますが、「憧れ」を手放さないかぎり
「自分の才能」は絶対に見つからない、といってもの過言ではありません。
「なりたい自分」への憧れが、あなたの才能を殺します。”
“才能は「当たり前にやっていること」の中にある。”世界一やさしい「才能」の見つけ方 より 八木 仁平 著
ABOUT ME
筋トレと投資で人生を立て直す40代サラリーマン。
クラシックフィジーク大会出場＆株式トレードの両立に奮闘中。
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社会人20年でたどり着いた働き方や休み方の本音をシェアしています。
気合いと根性では続かない時代。だから“積み重ね”が最強です。