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体のメンテナンスが信頼につながる!?

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飲みに行く経営者と、ジムに行く経営者

日本の会社では、仕事終わりに「ジムに行こう」と誘われることはほとんどありません。
ありがたいことに「今日飲みに行かない?」とお声をかけていただく機会は多くありましたが、勤務先の経営者や上司が退勤後ジムに行かず居酒屋を選ぶ姿を見て、部下や若手社員も「それが普通」だと考えてしまいます。
こうして、日本では「仕事の後のジム」が習慣になりにくいのだと思います。

トップビルダー動画=プロ野球観戦

YouTubeで見るトップビルダーのトレーニング動画は迫力満点ですが、あれはあくまでもプロの練習風景です。
プロフィジーカーの上里譲選手もYoutubeで「一般の人は真似しないほうがいい」と明言しているように、楽しんで見るのは良くても同じようなトレーニングをする必要はありません。
例えば高校球児が大谷翔平選手のバッティング練習を見守るように、「最高峰はこうなんだ」とイメージする程度で十分です。
むしろ大切なのは、もっと身近で安全に続けられるトレーニングです。

CEOは怪我できないから無茶な筋トレをしない

Appleのティム・クックやAmazonのジェフ・ベゾス、OpenAIのサム・アルトマンのような、仕事に穴をあける怪我は絶対にできない経営者でさえも、ワークアウトを習慣化していることで知られています。

▼参考動画(3:24あたりをご覧ください)

だからこそ、彼らは「無理なく続けられるワークアウト」を選びます。
健康促進・老化防止・集中力の維持のために、適度な運動を生活に組み込んでいるのです。
そしてトップの姿勢は社員に伝わり、企業文化にも影響を与えるのです。

筋肉=継続力の証明

筋肉は一朝一夕ではつきません。
「前回60kgで3回しかできなかったスクワットが、今回は4回できた」──その1回の成長が積み重なって体に表れます。
人は外見だけでは職業や性格を判断できないことがほとんどです。
ただ、筋肉はこの点で非常に明確です。
「この人は継続できる人間だ」ということを、最も分かりやすく証明してくれます。

カッコよくお酒や甘い物を楽しむには自己管理が前提

例えば、スーツ姿のマイケル・ジョーダンが缶ビールを飲めば『カッコいい』ですが、だらしない中年男性が居酒屋で飲む姿を真似したい人は少ないでしょう。
同じように、スマートな人が「甘党です」と言えば魅力的ですが、自己管理できていない人が言えば「やめとけよ」と思われる。
つまり、カッコよく嗜好品を楽しむためには、まず自己管理が前提と言えると思います。

日本にエネルギーをもたらすために

もう30年以上前の1989年、日本企業は時価総額ランキングで世界を席巻していました。
しかし今、世界をリードしているのは Apple、Google、NVIDIA といったアメリカの Big Tech です。

その背景には、単なる技術や市場環境の差だけでなく、経営者が社員に示してきたライフスタイルの違いもあるのかもしれません。

体のメンテナンスは信頼につながります。
「居酒屋」で消耗する文化から、「ジム」でチャージする文化へ──。
日中の仕事で使い切ったエネルギーを回復し、翌日に向けて再び力を蓄える。
それが、いま日本に求められているフェーズではないでしょうか。

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MWH|Mrs. Watanabe’s Husband
MWH|Mrs. Watanabe’s Husband
内向的マッチョトレーダー
筋トレと投資で人生を立て直す40代サラリーマン。 クラシックフィジーク大会出場&株式トレードの両立に奮闘中。 Saving M&M=「筋肉とお金、どちらも育て、守り抜く」ブログです。 社会人20年でたどり着いた働き方や休み方の本音をシェアしています。 気合いと根性では続かない時代。だから“積み重ね”が最強です。

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