思考・マインドセット

私の潔癖症と中学時代の“損切り”の感覚―私が飲み物を手放した理由―

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誰にでも備わる損切りの感覚

中学生時代の思い出

トレードを通じて学んだ
“損切り”という概念は、
振り返ってみると、
私はそれをずっと昔、
中学生の頃から
無意識のうちに
行っていたのかもしれない。
きっかけは、1本の飲み物だった――。

幼少期からの感覚を大事にする

潔癖症と回し飲み

私は子どもの頃から潔癖症で
回し飲みが、とにかく苦手だった。

特に他人の唾液のついた
ペットボトルやコップを
共有するというあの文化。

当時の部活では
それが当然のように
行われていた。

先輩や同級生から
「ちょっと飲ませてよ」
と言われたとき、
私は性格的に
「イヤだ」とは
言えなかった。

というより――
本当は言いたかったけど、
言えなかった。

ストレス回避

だから私は、いつもこう言っていた。

「うん、残り全部あげるよ。」

今になって思う。
あれは、損切りだったんだと。

感情的に引きずるくらいなら、
いっそ“全部あげた”ほうが
精神的な損失は小さい。
それは、自分を守るための
行動だったのだと思う。

”損切り”の共通点

トレードでもまったく同じことが言える。

損失を抱えたポジションを
我慢しながら持ち続けるのは、
損失が出ようが躊躇せず、
機械的に手放すよりも、
よっぽどマイナスが大きい。

中学時代の私は、それを、
無意識に行っていたと回顧する。

そして今、それが、
私のトレードルールにも、
人生の選択にも生きている。

あの頃の自分に言ってあげたい。

「その飲み物は、あげてしまって正解だ」
「それは、“戦略的撤退”だ」ってね。

”損切り”は最大の防御

損切りは自分の価値観、
感覚、さらに資産であったり
最終的には、
自分自身を守るための、
大事な技術だ。

あの日手放した飲み物は、
私の中学時代の、
“小さなロスカット”
だったのだと思う。

あなたは、過去にどのような“損切り”を経験しましたか?
そして、その経験から何を学びましたか?

本日の名言

“良いトレードの要素とは、1に損切り、2に損切り、3に損切りだ”

―*Ed Seykota*(市場の魔術師とも呼ばれる著名なトレーダー)

マーケットの魔術師 ジャック・D・シュワッガー (著)

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MWH|Mrs. Watanabe’s Husband
MWH|Mrs. Watanabe’s Husband
内向的マッチョトレーダー
筋トレと投資で人生を立て直す40代サラリーマン。 クラシックフィジーク大会出場&株式トレードの両立に奮闘中。 Saving M&M=「筋肉とお金、どちらも育て、守り抜く」ブログです。 社会人20年でたどり着いた働き方や休み方の本音をシェアしています。 気合いと根性では続かない時代。だから“積み重ね”が最強です。

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