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会社退職後、専業トレーダーとして相場に向き合い見えた“最適解”

会社を退職し専業トレーダーとして相場に向き合う男性が、チャートを前に気づいたこと。
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私が8月末に銀行を退職し、
専業トレーダーとしてマーケットと向き合う生活を始めてから、
早いもので3ヶ月以上が経ちました。

この間、自分なりに真剣にトレードに打ち込み、
試行錯誤を繰り返す中でようやく見えてきた一つの「最適解」があります。

それは、手法やテクニックではなく、
「自分がハッピーでいられる規律を作り、それを遵守する」ということです。

ホールドか、ブレイクイーブンか

例えば、トレードをやっていると、
必ずと言っていいほど直面する場面として、
エントリー後、株価が逆行して損切りラインすれすれまで攻め込まれたものの、
運よく買値付近まで戻ってきたというシチュエーションがあります。

ここで、当初の予定通り利益確定ラインまで持ち続けるか、
それとも一度ポジションを解消するか。

この判断の基準になるのが、私の考える最適解の核心です。

「最悪の事態」を想定する

この局面に限らず、私は常に
最悪の事態になった時、自分がハッピーでいられるのはどちらか
という問いを自分に投げかけます。

  • もし「既にこの資金はなくなったもの」として
    完全に腹をくくれているのであれば、
    そのままホールドし続けるのが最適解。
  • しかし、もし損切りラインに達した時に
    「あの時、一度同値で逃げておけばよかった」と
    少しでも後悔する可能性があるのなら、
    迷わずその瞬間にポジションを解消すべき。

選択の繰り返しが「ハッピー」を作る

結局のところ、トレードとは
「自分が納得できる選択」の積み重ねに他なりません。

買いでエントリーしている場合、
利益確定後に上昇すると、
「もっと持っておけば良かった」
という後悔が生まれるかもしれません。

逆に利益確定せずに下落すると、
「なんであの時利食わなかったんだ」
という後悔が生じるかもしれません。

自分が利益確定したタイミングでトレンド転換し、
そこから自分のエントリーと逆行する
なんていう神業を繰り返すことは、
ほぼ不可能と言えます。

要するに、トレードをしていると、
人間の中に自然に生じる感情としては、
「後悔」が最も多くなるように設計されています。

しかし、その不快な感情を引きずったままでは、
次のチャンスを正確に捉えることが難しくなります。

自分がハッピーでいられる、つまり常に
メンタルが整っている状態でいられる選択を繰り返すこと。

この規律を守り抜くことが、長くトレードに
携わるうえで重要な選択だと確信しました。

これから

「高いものを売り、安いものを買う」
このシンプルな戦略を淡々と執行していくために、私は
「自分がハッピーでいられる規律」を何よりも大切にして、
相場と向き合っていこうと思います。

チャンスは今後も無限にあります。
焦りは禁物です。

ABOUT ME
MWH|Mrs. Watanabe’s Husband
MWH|Mrs. Watanabe’s Husband
内向的マッチョトレーダー
筋トレと投資で人生を立て直す40代サラリーマン。 クラシックフィジーク大会出場&株式トレードの両立に奮闘中。 Saving M&M=「筋肉とお金、どちらも育て、守り抜く」ブログです。 社会人20年でたどり着いた働き方や休み方の本音をシェアしています。 気合いと根性では続かない時代。だから“積み重ね”が最強です。

👉 MWH(内向的マッチョトレーダー)のプロフィールと20年のマインドセットはこちら

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